上京転職の流れ・期間|転職・家探し・引っ越しの順がおすすめ

上京転職したい方は、「東京でバリバリとキャリアを築きたい!」「ホワイト企業に勤めて東京での暮らしを謳歌したい!」「東京に住んで推しにたくさん会いに行きたい!」などと夢を抱いているのではないでしょうか。

24歳の私もそうでした。「東京の綺麗なオフィスでキラキラOLになってプライベートを謳歌したい!」と本気で思っていました。

思い切って転職活動を行い、理想どおりの企業に入社して希望を叶えました。都心に住み、日本有数の超高層オフィスビルに通勤し、仕事後は東京の色々な街でプライベートを楽しんでいます。推しのライブ会場に電車一本で行けちゃうときは、都心に住んで本当に良かったと思います。笑

東京には、たくさんの人、モノ、情報、価値観が溢れており、地方ではできなかった経験を積むことができます。とても刺激的で楽しいです。

上京転職活動の流れ・期間

転職して上京する場合、転職してから家を探して引っ越す流れで進めることをおすすめします。仕事が決まっていない状態で上京すると、不安が付きまとい転職活動が上手くいかない可能性があるからです。

とはいえ、地方に住みながらどのように転職活動を行えば良いのかわからない方も多いと思います。

この記事ではまず、私が実際に行った上京転職活動を踏まえ、おすすめの手順をご紹介します。

なお、上京転職に要する期間は、短期集中で2か月間、じっくり進めるのであれば3か月〜半年くらいです。

効率的な流れで進めて、理想の仕事と暮らしを叶えましょう!

  1. 自己分析を行う
  2. 転職サイトに登録する
  3. 転職エージェントに登録する
  4. スカウトサービスに登録する
  5. 職務経歴書と履歴書を作成する
  6. 業界研究・企業研究を行う
  7. 職務経歴書と履歴書をブラッシュする
  8. 企業に応募する
  9. 適性検査対策を行う
  10. 面接対策を行う
  11. 入社する企業を決める
  12. 退職手続きを行う

1.自己分析を行う

転職するときに、とにもかくにもまず行うのは「自己分析」です。

ただ東京の企業に勤めるだけであれば、そこまで自己分析を行わなくても叶うと思います。しかし、理想の仕事と暮らしを手に入れたいのであれば、”自分がどのような姿を望んでいるのか”ということと徹底的に向き合わなければなりません。

まずは、自分にとって仕事は何か?を考えて決めましょう。プライベートを楽しむための手段と割り切って労働条件を重視するのか?仕事自体でやりがいを感じて楽しく働きたいのか?など、自分の人生においての仕事の立ち位置を定めるのです。

仕事の立ち位置が定まったら、仕事に求めるより細かい条件を洗い出していきましょう。

自己分析は理想の仕事と暮らしを叶えるために最も大事なので、改めて別の記事でもお話しします。

2.転職サイトに登録する

自己分析がある程度完了したら、自分の希望に合う業界や職種、企業を探すべく、転職サイトに登録します。

リクナビネクストやdodaなどの大手サイトは、とりあえず登録すると良いと思います。なんとなくの業界が定まってきたら、その業界に特化した転職サイトも追加で登録しましょう。

おすすめの転職サイトや実際に使用した感想は、また別の記事でご紹介します。

3.転職エージェントに登録する

転職サイトと併せてマストで登録したいのが転職エージェントです。企業紹介から書類作成、面接対策、企業とのやり取りまでサポートしてもらえるので、初めての転職であれば特に利用をおすすめします。

転職エージェントに登録すると、まずZoomや電話などで面談を行うことになります。そこでこれまでの経歴や今後の方向性についてすり合わせたのちに、求人を紹介してくれます。私は自己分析によりわかった自分の特性や希望をWord2枚程度にまとめて、各エージェントに送り、それをもとに求人を紹介してもらっていました。

ただし転職エージェントは、求職者の転職が決まると企業から膨大な報酬が貰える仕組みになっているため、求職者に寄り添わずとにかく転職を押してくる…なんてところもあるので注意が必要です。

複数のエージェントに話を聞いて、信用できるところを選ぶと良いと思います。本当に自分に合う企業に入りたいのであれば、大手より中小のエージェントがおすすめです。実際に使って良かった転職エージェントは、また別の記事でご紹介します。

4.スカウトサービスに登録する

スカウトサービスも登録をおすすめします。スカウトサービスでは、企業や転職エージェントからスカウトを貰えます。

スカウトと言っても人事がプロフィールを丁寧に読んで自分に興味を持って送ってくれるなんてことは少なく、ほとんどは年齢や学歴でセグメントされ自動送信されています。

とはいえ、魅力的な企業やエージェントに出会えることもあるので、選択肢を増やすために登録すると良いです。

5.職務経歴書と履歴書を作成する

転職サイト、転職エージェント、スカウトサービスの登録と並行して、職務経歴書と履歴書を作成しましょう。

エージェントに登録すると、職務経歴書と履歴書の提出を求められます。最初の面談の段階では書類の提出がなくても問題ないと言ってくれるエージェントがほとんどですが、事前に提出しておいた方が自分の希望をわかってもらいやすいです。

転職サイトや転職エージェントのサイトで、決まった項目を入力するだけで自動的に書類を作成してくれるサービスが便利です。職務経歴書は、リクルートエージェントのサービスが作成しやすいと思います。

職務経歴書の作成は大変ですが、自己分析をしっかり行っていれば書くべき内容が見えるのでやはり自己分析が大切です。アピールしたい内容をわかりやすく伝えられる職務経歴書を作りましょう。

職務経歴書の作成の仕方や作成のコツについても、別の記事でお話しします。

6.業界研究・企業研究を行う

自分への理解を深めたのちに、転職サイトやエージェントで求人情報を見て目指す業界や企業が見えてきたら、業界研究と企業研究を行いましょう。

業界や企業についてWebで検索する、業界特化型のエージェントにきいてみる、書籍を読む、YouTubeの動画を見るなど、さまざまな手段で多角的な情報を得ると良いです。

また、セミナーに参加したり、企業の方に会えるサービスを利用したりして、実際に働いている方の生の声を聞くこともおすすめです。

業界研究・企業研究におすすめのサービスについても、別の記事でお話しします。

7.職務経歴書をブラッシュアップする

受ける業界や企業が決まったら、そこに刺さる内容に職務経歴書をブラッシュアップしましょう。

エージェントによっては、業界によって職務経歴書の内容を変える必要はないと言われますが、自分をアピールする初めの一歩となる重要な書類なので、受ける業界に合わせて内容を練った方が良いと思います。

8.企業に応募する

ここまで準備が整ったら、企業に応募しましょう。

応募する手段は、企業のホームページから直接応募する、転職サイトから応募する、転職エージェント経由で応募する、スカウトサービスから応募するなどです。

どこから応募しても良いですが、企業に直接聞きづらいことを確認してくれたり、さまざまな交渉をしてくれたりというメリットを考えると、転職エージェント経由が楽です。

9.適性検査対策を行う

応募した企業の選考にて、SPIや玉手箱を受験しなければならない場合は、対策しましょう。新卒入社と比べると少ないですが、転職の際も企業によってはSPIや玉手箱の受験を求められる場合があります。

とはいえ、企業も一定の学力や性格審査を見たいだけで、適性検査の結果をそこまで重視していないと考えられるので、それほど時間は割かなくて大丈夫です。

私はテキストを一冊購入し、休日に10時間かけて解いて詰め込みました。笑

10.面接対策を行う

書類が無事に通って面接に進んだら、面接対策を行いましょう。

ただ、自己分析をしっかり行って自分のことを言語化できていれば、面接対策にそこまで時間はかかりません。

面接はどうしても企業に試されているような気がしてしまいますが、あくまでお互いの理解を深める場です。普段から自分の考えが整理できていれば、大抵の質問には自然と答えられます。

自己紹介と志望理由、逆質問を体系立てて準備できていれば、それ以外の想定質問とその答えを事前につくることは不要だと思います。どれだけ準備しても想定外の質問は受けますし、自己に関する言語化ができていればどんな質問にも対応できるので、とにかく自己理解を深めることが一番の面接対策です。

11.入社する企業を決める

面接を受けて無事に内定を獲得できたら、入社する企業を決めなければなりません。

企業にもよりますが、内定が出てから返答までは数日〜1週間ほどしかありません。短い時間での決断は、私もはげそうなくらい悩みました。笑

このときに大事なのは転職の軸です。つまり、自己分析の結果です。転職活動をとおして考えが変わったり、ぶれたりすることがあります。考えが深まるのは良いことですが、絶対に譲れない軸から逸れていないかは冷静に判断しましょう。

12.退職手続きを行う

入社する企業を決めたら、退職手続きを行いましょう。伝えるのは気が重い場合もあると思いますが、早めが良いです。

私は忙しい時期に退職を告げたので申し訳ない気持ちでいっぱいだったのですが、上司も同僚も「東京で頑張ってね!」と背中を押してくれ、感謝しかなかったです。

一概には言えませんが、辞めると言ってもそれほど悪く思われません。良くも悪くも誰かが辞めても会社は回るし、辞めることはよくあるからです。

自分の気持ちをすっきりさせるためにも、周りにしっかり業務を引き継ぐためにも、退職の意思は早めに伝えましょう。

家探しの流れ

晴れて入社する企業と入社日が決まったら、いよいよ新居探しです。新しい住まいを決めるのはとてもわくわくしますよね。

ここでは、家探しの基本的な流れをお話します。

1.不動産情報サイトで家を探す

とりあえず不動産情報サイトで探しましょう。サイトは色々ありますが、スーモを見ておけば一通り網羅できます。

2.内見する

ネット上で家の目星をつけたら、内見します。私は、1泊2日で東京に来て5軒くらい見ました。

最近は室内の動画やオンラインの内見もあるので必ずしも内見しなくてもいいかもしれませんが、想像より廊下が狭いな…とか、水回りが汚いな…とか実物を見るとイメージと違う点が結構あるので、こだわりが強い方は内見した方が良いです。

駅まで歩いてみたり、周りにどんなお店があるか見たり、しばらくは住む街になるでしょうから実際に行った方が良いと思います。

上京して最初に住むおすすめの街は、別の記事でご紹介します。

3.契約する

住む家が決まったら、契約します。家を借りるときに必要な「重要事項説明」というものを受けて、「賃貸借契約書」を締結します。

家の契約は、ぼったくらることがよーーーくあるので注意が必要です。ちょっとした手間と交渉で簡単に数万円を浮かせられます。

ぼったくられないコツは、別の記事で解説するのでぜひチェックしてください!

引っ越しの流れ

無事に新居が決まったらいよいよ引っ越しです。引っ越しの基本的な流れをご説明します。

1.引っ越し業者を決める

引っ越し業者の選定も費用を抑えられるポイントです。よくある「一括見積サイト」で探すのもアリなのですが、登録した瞬間に電話とメールの嵐で嫌気が差します。笑

CMでよく聞く大手の業者は安心な感じがしますが、担当する方の対応で明暗がわかれるので、聞いたことない業者でも良いと思います。

いずれにせよ口コミをチェックして選ぶことがおすすめです。詳しくは別の記事でお話します。

2.電気、水道、ガスの手続きを行う

電気、水道、ガスの手続きも行わなければなりません。正直面倒です。笑

ただ、電気は選ぶ業者によって節約できます。選ぶポイントは別の記事で解説します。

3.荷造りして引っ越す

引っ越し業者が決まって引っ越し日が近づいてきたら、荷造りをしなければなりません。またも面倒な作業です。

荷造りのコツは、あまり使わないものは早めに段ボールに押し込むことです。笑

4.住民票を移す

これは必須ではありません。しかし、例えば運転免許証の更新は住民票のある自治体で行わなければならないなどの制約があるので、地方から東京に出るのであれば移して置く方が無難だと思います。

住民票を移すと、本当に東京都○○区民になったんだなと実感もできますから!笑

5.各種手続きを行う

各種手続きとは、郵便局の転送届けとか、運転免許証の住所変更とか、クレジットカードの住所変更とか、その他諸々の住所変更とかです。これもとにかく面倒です。笑

私もいくつかサボっていますが、郵便局の転送届だけはとりあえず真っ先に済ませた方が良いです。

まとめ

今回は、転職して家を探して引っ越す流れをざっとご説明しました。私は、転職活動は2回、東京での引っ越しも2回経験しているので、今後はもっと細かいポイントやコツをお伝えしたいと思います。

「本当に有益な情報を届けたい」と思っているので、実際に体験したことをベースに良い点も悪い点も正直に書きます。例えば、転職エージェントであれば10社以上に登録して面談したので、その感想を思ったままに書きます。

さまざまな情報が溢れていますが、実際の経験をもとに正直に綴っていくので、少しでも参考になる点があれば嬉しいです。

Tags:

No responses yet

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Latest Comments

表示できるコメントはありません。